注目のだじゃらー Vol.19 はせがわ よしみさん
- お名前:はせがわ よしみ
- 生年月日:昭和48年7月13日
- 出身地:石川県金沢市
- 職業:片付け空間デザイナー、ラジオパーソナリティー
- 趣味:ピアノ、ガーデニング
- 私にとってのだじゃれ:コミュニケーションツール
今回のゲストは、旭川で整理収納アドバイザーとしてコンサルティングをしつつ、地元のラジオ局でパーソナリティーとしてご活躍している、はせがわよしみさん。よしみさんとのご縁は、2016年9月のダジャーレdeござ~る@北海道初開催にご参加いただいたのが最初のきっかけ。
以前より「注目のだじゃらー」のゲストにお招きすることを熱望していたのですが、ダジャーレ参加者のよしみということで、私用で旭川を訪れた折に、空港でインタビューのお時間をいただくことができました!
ひでちか:
ダジャーレ@北海道初開催の際は、旭川から札幌までお越しいただいた訳ですが、ご参加のきっかけは?
よしみ:
一緒にラジオパーソナリティーをしている方から「だじゃれのセミナーがあるよ」と教えてもらって行ってみようかなと。ラジオでちょいちょい、だじゃれを入れているんです。「今日も(雪で)道が滑りますが、私も滑らないようにしますね」みたいに(笑)
片付けのセミナーでもいきなり「始めます」だと参加されている方も緊張するので、だじゃれを取り入れて場をリラックスさせることがあります。
ひでちか:
最初にだじゃれ活用協会のことを知った時はどう思ったのですか?
よしみ:
正直やられた感がありました(笑)こんな協会があるんだって衝撃でした。一体、どんなことやるんだろう?とか、だじゃれ対決って何をするのかな?って。期待と??で色々と妄想を膨らませながら参加しました(笑)
ひでちか:
実際に参加されてみて如何でした?
よしみ:
「オヤジギャグとだじゃれの違い」が印象的でしたね。ただ、ぶっこめばいいわけじゃないんだって(笑)「あの時はタイミング悪かったな」とか思い出したりしました。だじゃれは考えるのに頭も使うし、相手のことを想うきっかけにもなるのかなと思いました。
ひでちか:
参加されてから何か変わりました?
よしみ:
変わりましたね。前よりもどういう風にだじゃれを使っていくのかより考えるようになったと思います。元々、だじゃれを言うのは好きでしたけど、より堂々とその効果を述べられるようになったり、「だじゃれセミナーやってください」って言われたこともありました。
↑ご出演のラジオ番組(FMりべーる『future dream』、毎週土曜日10~12時)の様子。
ひでちか:
FBやブログを拝見していると、よしみさんの周りでは自然とだじゃれが受け入れられている感じがしますね。
よしみ:
だじゃれは連鎖しますよね。SNSでだじゃれを入れていると、乗ってくれる人がいます。私が「お餅のようになんとかです」って言ったら、「もちろんです」って返事が来たり、娘にも連鎖して「じゃ、持ち帰るね」とか(笑)一緒に乗ってくれる人がいると嬉しいですね。
ひでちか:
いいですね。「もぅちっと良いのないの」とか?(笑)
よしみ:
鈴木さんの周りではどうですか?
ひでちか:
僕の場合、FBで普通にコメントしていると「あれ、だじゃれ入ってないよ?」と言われたりします(笑)常にだじゃれを言っている訳ではないのに・・・周りが過剰に反応し過ぎている気がします(笑)
よしみ:
鈴木さんの投稿を見るとだじゃれを探しちゃうのは事実ですね。期待感があります(笑)
ひでちか:
こちらがだじゃれでコメントすると、「だじゃれで返したいけど、出て来ない・・・」と相手の方が変なプレッシャーを感じてしまうこともあるみたいです。こちらはそんなつもりは全くないんですけどね。行き過ぎもよくないですね。
よしみ:
さりげなく使うくらいが良いのかも知れないですね。
↑終始、和やかに笑顔でインタビューにお答えいただきました
ひでちか:
だじゃれを言うようになったきっかけは?
よしみ:
子どもの頃は言ってなかったですね。使いだすようになったきっかけは人間関係ですかね。学生時代は好きなもの同士で会話に困ることもなかったですけど、いざ働いてストレスとか疲れが溜まった時にクスリとなれる薬というか、心の潤滑油のような感じですね。同僚がホッとするねとか言ってくれると、和ませる力があるのかなって思います。例えば「カッター買って来たんだ」という普通の会話の中でも「良かったーね」「高かったー?安かったー?」みたいに。
ひでちか:
確かにかったー苦しい雰囲気がなくなりますね(笑)
よしみ:
だじゃれが緊張感を緩和したり、相手との距離を縮めるなーって感じるようになったのはやっぱり働き出してからですね。
ひでちか:
片付けの仕事を通して実現したいこととだじゃれの共通点はありますか?
よしみ:
片付けの中に笑いを取り入れられたら良いなと思います。片付いていても楽しくなかったら意味がないのかなと。やっぱり家族が仲良く、生活の中に笑顔があることが大事かと。暮らしの中心に笑いや笑顔があって、それを取り巻くのがコミュニケーションであって、だじゃれもあって、家の中も気持ちもスッキリしていて、それらがすべて輪の中に入っていると素敵だなっていう気がします。
ひでちか:
片付けがあることで暮らしはどのように変化するんですか?
よしみ:
片付けることによって、自分の持ち物を把握することができたり、基本的にスッキリできたら、心の負担やストレスが解消されます。暮らしを楽しくするという意味では、片付けもだじゃれも一緒かも知れません。
↑よしみさんが手がけた片付けのBefore⇒After。キッチンがきちんとしてます!
ひでちか:
ご家族もだじゃれを言われたりするんですか?
よしみ:
義父がだじゃれ好きでちょいちょい言ってたんです。最初は今思うと申し訳なかったんですけど、あまり反応してなかったんです。だじゃれって聞いてるだけだとしらけるけど、いざ「言ってごらん」と言われると難しいじゃないですか。義父の影響か主人も結構、言うんですよね。「脚立が出しっぱなしだから、きゃたつけといて」とか(笑)
ひでちか:
よしみさんにとって、だじゃれは義父からのギフトだったんですね(笑)
よしみ:
そうかも知れません(笑)鈴木さん家の御嬢さん達もだじゃれを言ったりしますか?
ひでちか:
娘たちもスゴイですよ!ある時、家に帰ったお姉ちゃんが妹にテレビのリモコンを向けて、妹がその先でクルクル回ってるから、「何やってるの?」って聞いたんです。そうしたら、「いもーと(リモート)コントローラー」って(笑)これは私のこれまでのだじゃれ人生の中で最高傑作ですね。
よしみ:
だじゃれは女の子が言うとかわいいですね。
ひでちか:
その点、よしみさんは如何ですか?女性で積極的に使う人は私の周りでもあまりいないのですが。
よしみ:
確かにあまり言わなそうと言われます。「ツンとしてる」と思われるイメージを崩したいんでしょうね。場の緊張感を崩したい、自分に対するイメージも崩したい。2枚目というよりも3枚目でいたいんです。
ひでちか:
やっぱりだじゃれには愛がありますね。だじゃれによって、お互いの距離が縮まるので、これぞじゃれ合い(愛)かと。
よしみ:
じゃれ合いっていいですねー。そうやって円滑にみんなが笑顔になっていけば、争いもなくなるのかなと思います。
ひでちか:
争いも「あら?そいですか?」位に軽く流せるようになるといいですよね。今日はありがとうございました!
<あとがき>
さすが、ラジオパーソナリティーのよしみさん。とっても聞き上手で、本来はこちらが質問をしてお話をお聞きする立場だったのですが、さりげない逆質問から、いつの間にか私が自分のことを話している場面が何度もありました・・・。流れを引き戻すためのギャグ質問も飛び交った、楽しく和やかな対話の時間となりました!
インタビュー&レポート by 鈴木ひでちか
はせがわよしみさんの関連情報は以下のサイトからご覧いただけます!
◇片付け空間デザイナー はせがわよしみのサイト
◇FMりべーるのホームページ