注目のだじゃらー Vol.15 ダジャレディ1号&2号
- お名前:佐々部昭美(ささべ あきみ)※写真左
- 生年月日:1月11日(イチ番イイ日)
- 出身地:神奈川県
- 職業:ダジャレディ1号(レンジャーネーム:あっきーな)
- 趣味:馬
- 私にとってのだじゃれ:日常の“クスリ”
- お名前:小出あずさ(こいで あずさ)※写真右
- 生年月日:8月3日(ハチミツの日)
- 出身地:新潟県
- 職業:ダジャレディ2号(レンジャーネーム:あずりん)
- 趣味:ヨガ
- 私にとってのだじゃれ:ワクワクする為のライフワーク
お陰さまで9月1日をもって、日本だじゃれ活用協会(以後、“DKJP”と表記)も2周年を迎えることができました。今回はこの2年間、陰ひなたからDKJPの活動を支えてきてくれたダジャレディのお二人をゲストにお招きすることに!だじゃれとは無縁の生活を送っていたところから、『D1だじゃれグランプリ』(注1)の全国大会に出場するまでに至ったシンデレラガールならぬ、信デラレない経験をして来たお二人にDKJPでのこれまでとこれからを聞きました!
注1)絵本作家・シンガーソングライターの中川ひろたか氏が考案した、だじゃれ好きの、だじゃれ好きによる、だじゃれ好きのためのだじゃれ選手権です。選ばれた猛者たち24名がトーナメント方式でだじゃれを競い合い、優勝者には金メダルならぬ“金メダイ”が贈呈される。2014年に10周年を記念した全国大会が開催された。
Q :
今月のだじゃらーへようこそ!
9月1日でDKJPも2周年を迎えます。あらためて、お二人がだじゃれの世界へ足を踏み込まれたきっかけを教えてください。
A(1号) :
整体の先生だったダジャレンジャー2号(現在、武者修行中)に『ダジャーレdeござ~る』へお誘いいただいて、何をするのかも分からないまま、たまには新しい出逢いもいいかなと思って興味半分・不安半分で参加したのがきっかけです(笑)
A(2号) :
私も2号さんからのダジャーレのお誘いを受けたのがきっかけです。
Q :
参加してみようと思ったのは、だじゃれだったからですか?それとも2号のお人柄によるものですか?
A(1号) :
両方かなぁ。でも、学生の頃に文芸部に入っていて、短歌とか俳句とか言葉を使うことには興味があったんです。さすがにだじゃれは初めてでしたけど、面白いかなと思って(笑)
A(2号) :
私は“だじゃれ”というのは大きかったですね。これが「スポーツ一緒にしよう!」だったら、やってなかったかも知れません。だじゃれだったら道具もお金もかけずに手軽にできそうだし、家の近くだから参加してみようかなと軽い気持ちで始められました。
Q :
そこからどうやってDKJPの一員となったんでしたっけ?
A(2号) :
私は参加した次の回のダジャーレで受付に入ってました(笑)参加した後に「メンバーでミーティングやってるから、家も近いんだし通りがかりに来なよ」って誘われて、ミーティングに参加してそこから何となくの流れで(笑)
A(1号) :
私は参加した後、DKJPの飲み会に呼ばれて、そのまま次の回の受付に入りました。中原市民館(DKJPイベントでよく使用される武蔵小杉にある施設)が家から近かったというのもあります。
Q :
確かに場所は大きかったですね。お二人ともご自宅が中原市民館に近いし、共通の接骨院だし、関係性が武蔵小杉だけに濃すぎましたね(笑)
A(2号) :
順番としては、私があっきーなよりも先に参加したんですが、“あずさ2号”ということで私が「ダジャレディ2号」になりました。
Q :
そうでしたね(笑)お二人の活躍は色々とありますけど、何といっても印象に残っているのは『D1だじゃれグランプリ』の全国大会での活躍です。どんな経緯で参加したんでしたっけ?
A(1号&2号) :
もともとは、予選に出場した他のダジャレンジャーの応援をしに行って、人数合わせ的に会場参加したのがきっかけです。そうしたら、あれよあれよという間に勝ち上がってしまって・・・(笑)
↑ 『2014年D1だじゃれグランプリ全国大会』の表彰式で
(左から、2号:あずりん、お笑いタレント:がんばっちゃ桜花ちゃん、1号:あっきーな)
Q :
本選に出る時はどんな気持ちだったんですか?
A(2号) :
私が出ちゃっていいのかなぁって(笑)
A(1号) :
だじゃれってコソっと言うものだと思っていたので、まさか檀上に上がって競うなんて思ってもみませんでした(笑)あの雰囲気に呑まれたのもありましたが、出るからには!という高揚感もありましたね。
Q :
その高揚感に乗じて「だじゃれの使い方はこうよう!」ってやっているうちに、スゴイところまでいっちゃいましたね(笑)
A(1号) :
「どうだー(銅だ)」ってね(笑)
Q :
「銅メダイ」(タイ焼きの形をしたメダル)は本当にお見事でしたね!戦いながら何か覚えていることはあります?
↑D1だじゃれグランプリ全国大会の「銅メダイ」(左)と表彰状
A :
とにかく必死でした(笑)
Q :
あずりんもスゴかったですよね。あの大会で、優勝した桜花ちゃんに唯一勝ったのがあずりんでしたね(桜花ちゃんは、敗者復活戦で勝ち上がって優勝)
↑ あずりん(2号)vsがんばっちゃ桜花ちゃんの緊迫の熱戦!まさにだじゃれ格闘技!
A(1号) :
ダジャレンジャーの男性3人(1号&2号&3号)が桜花ちゃんと話して目じりをデレデレ下げていたから、あずりん「1回戦で、(桜花ちゃんを)やっつけちゃって!」って言ってたんですよ(笑)
Q :
そうだったんですね。結果、3人衆は1回戦で敢えなく撃沈、そんな中での銅メダイ、本当に見事でした!銅メダイを取ったことで取材が殺到したとか、何か生活は変わりました?
A(1号) :
何も変わりません(笑)でも、表彰されるのは小学生以来だったので嬉しかったです!
Q :
ご家族はDKJPの活動に参加することについて何か仰っていますか?
A(2号) :
「楽しそうだからいいんじゃない?」って。うちの主人はクールで絶対にだじゃれを言うようなタイプではないんですけど、影響されてか、最近はだじゃれるようになってきました(笑)
Q :
クールなご主人がだじゃれを繰~る出すようになったんですね?(笑)
A(2号) :
それちょっとクール(苦)しい感じですね!(笑)
Q :
はい、すみません(笑)結構、ご家庭でだじゃれやダジャレンジャーの話題になることはあるんですか?
A(2号) :
はい。今日も「これから、ちくわ(=ひでちくわ代表)と会ってくるよ」と伝えたり、主人も通りがかりに見つけた、だじゃれメニューがあるお店を教えてくれたりします。
↑ 和やかなインタビュー風景。あずりん(2号)はご出産間近のタイミングでした!
Q :
この前お聞きした、元住吉にある「1.2.さんきち(ワン・ツー・さんきち)」行ってきましたよ!『アベノミクス』に掛けた『アゲノミックス』(ミックスフライ定食)とか面白いメニューが並んでました!
A(1号) :
私は夫に「幸せな人達の集まりだね」って言われたことがあります。能天気な人たちの集まりって意味かな?と思ったんですけど、違いました。「笑いとかそういう事に一生懸命になって、何かをやろうとしている人達は幸せだよね」という意味だったみたいです。主人はだじゃれを言おうとはしませんが、温かい目で見てくれているんだなと思いました。
Q :
お二人とも、今ではメッセージでやりとりをしていても、自然とだじゃれが出てきますよね。
A(1号) :
やはり、日頃から使っている人が近くにいると駆り立てられるというか、言ってみようかなと思うみたいです。
A(2号) :
ちくわさんはじめ、皆さんの教育の賜物かと(笑)DKJPの活動に参加しようと思ったのはそれも大きいかも知れないです。ワークショップに参加しただけだったら、その場限りで終わってしまいそうですが、実際に使う人に囲まれて、褒めてもらえたのでとても言いやすい環境でした。
Q :
これまでのDKJPの活動で思い出に残っているものや好きな場はありますか?
A(2号) :
やはり子ども関係のイベントは楽しいですね。元々、教員を目指していて、子どもと関わりたかったので、DKJPの活動で子どもにも携われるのはすごくありがたいなぁと思っています。
A(1号) :
私も子ども関係のイベントは楽しいです。加えて、デイサロンなど高齢者の方向けの活動は大変な面もありますが、発見も多くて、毎回違う雰囲気を楽しめています。世の中に役立つ活動だと思いますし、これがうまく軌道に乗っていくといいなと思っています。
Q :
子どもやお年寄りに関わる方法や手段って色々あると思いますが、その中でだじゃれが持つ意味って、どんなところにあるんでしょう?
A(1号) :
気負わずにできる、気軽にできることかな・・・。勉強でもないし、何か道具が必要な訳でもないので、子どもにとっては新鮮だろうし、年配の方は馴染みがあるだろうから、それを使っていくのはよいかなと思います。
A(2号) :
子どもだったら、語彙力を自然に増やすのに役立つなと思います。例えば、大人が使っただじゃれの中に、知らない言葉があったら「それ、何?」って聞いて、どんどん語彙力を増やしていけるような。デイサロンなら普段、使わない言葉を思い出すのに役立つと思います。最初に参加したダジャーレは働く世代の人が中心でしたが、対象が小学生やお年寄りにも広がっていってるのはいいことだなと思います。
Q :
DKJPに関わったことで何かご自身の生活で変化したことはありますか?
A(2号) :
大きくはないですけど、関わる人は増えましたね。例えば、ダジャーレに職場の人がご夫婦で参加してくれたりしました。だじゃれは話の取っ掛かりとなりやすくて、年代を超えて周りの人と関係を広げるのに役立っています。
A(1号) :
日常生活の中で使うシーンは今もあまりありませんが、活動を通して色々な人とコミュニケーションを取る機会が増えました。他にも、助成金の申請のために人生で初めてプレゼンを経験するなど、今までやったことがないことに踏み出すきっかけになっています。安定したことをやるのはラクだけど、一歩踏み出してみるのも悪くないんだな、ドキドキすることをやってみるとよいこともあるんだなと感じています。
Q :
今後、何か取り組んでみたいことはありますか?
A(1号) :
デイサロンでの活動を気負わずに楽しみながら広げられたらいいと思っています。
A(2号) :
これから生まれてくる子どもに、ちくわさんを見習って、だじゃれの英才教育をしてみたいです(笑)小学校でのだじゃれの授業もいつの日かやってみたいなとも思います。
Q :
最後にお二人にとってだじゃれとは?
A(1号) :
日常の“クスリ”ですかね。クスリと笑ってサプリメントのように楽しく過ごして、夜もグッスリです(笑)
A(2号) :
私は、ワクワクするためのライフワークですかね(笑)
Q :
さすが!!お二人ともお後がよろしいようで!(笑)
<あとがき>
楽しくもミラクルな数々の体験を共にして来たダジャレディのお二人とこれまでの2年間を振り返ることができて、DKJP設立2周年に相応しいインタビューとなりました。実はこのインタビューの翌週、あずりんに無事に男の子が誕生しました。(あずりん、おめでとう!)待望のダジャベビーの誕生です!!ダジャレディの血を引くダジャベビー、そしてDKJPがこれからどのように成長をしていくか楽しみです!
インタビュー&レポート by 鈴木ひでちか