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注目のだじゃらー

注目のだじゃらー Vol.14 中西 哲生さん

中西 哲生さん

  • お名前:中西 哲生さん
  • 生年月日:昭和44年9月8日
  • 出身地:愛知県名古屋市
  • 職業:スポーツジャーナリスト
  • 趣味:ゴルフ、サッカー解析
  • 私にとってのだじゃれ:サッカーボールみたいなもの

今月のゲストはTOKYO FM『クロノス』の人気パーソナリティーであり、『サンデーモーニング』のサッカー解説者としてもお馴染みの中西哲生さん。私が日本だじゃれ活用協会の代表理事として、『クロノス』に出演させていただいたご縁で今回のインタビューが実現しました。再び『クロノス』のスタジオにお邪魔して、生放送が終わったばかりの中西さんに突撃レポートしてきました!

Q :

先日はありがとうございました。今日は私からお話を伺います。『クロノス』はいつからご担当されているんですか?

A :

2009年の4月からなので、もう8年目になりますね。

Q :

月~金(現在は、月~木)で8年間、毎日だと大変ではないですか?

A :

聞いてくださるリスナーの方がいらっしゃるので、それが嬉しく続いてます。スタッフもとても素晴らしい方々ばかりで、いつも様々な話題を集めて来てくれます。

Q :

「だじゃれ活用協会」もその一つだった訳ですね?

A :

そうですね(笑)硬軟取り混ぜた話題を集めて来てくれるので、僕はそこでやるべきことをやっているだけです。毎朝3時30分起きなのがちょっとツラいですけどね(笑)。特にこの6月から7月はサッカーのヨーロッパ選手権があったので、あまり寝れませんでした。それでも充実した毎日を送れています。

Q :

『クロノス』を始められたきっかけは?

A :

2009年の1月にピンチヒッターで入ったことがあって、それがきっかけです。子どもの頃からラジオは毎日のように聞いていたので、違和感はなかったです。名古屋でFM愛知を聴いていた自分がTOKYO FMに出ると思っていなかったので、光栄な仕事をいただけたなと思いました。

Q :

ラジオだけに、ラジャーという感じだったんですね?

A :

そうですね(笑)

Q :

スタジオでのラジオ出演は私も初めての経験だったのですが、まさに秒単位で進行しているのが驚きでした。

A :

『クロノス』のように全国ネットの場合はコーナーごとの時間が細かく決められていて、その枠に収まるようにコメントしないといけないので、そこが難しいです。それをプレッシャに感じると逆に噛んだり、うまく言えなかったりします。でもそれが自分の成長にもつながっているし、やりがいと感じています。

Q :

シナリオに沿いつつも、高橋万里恵さんとの掛け合いで瞬時につないでいらっしゃいますよね。

A :

基本的なベースはありますが、予定調和でいく番組じゃないし、アドリブやその場の雰囲気も大事にしたいと思っています。出演者によってどのくらい話すか分からないのが難しいところでもありますが、やるべきことだけじゃなくて、出演者の生の声や個性を引き出せた時は嬉しいですね。ゲストが来た時はアドリブで読めないことも出てきますが、そうしたいい意味でのアクシデントは自分としてもすごく楽しみです。

Q :

私が出演した時も、「“クロステ”(クロノスのステッカー)をもらえますか?」というやり取りから、私が突然「苦労すて来た甲斐がありました」と言ったら、中西さんも万里恵さんも一瞬、フリーズしちゃいましたよね?(笑)

A :

あれはまさにアクシデントでしたね(笑)

Q :

その後、中西さんが「鈴木さんでも滑ることがあるんですね。勇気をもらいました」と言ってくださったので、私が「はい、言う気も大事なんです」と返して、ちょうどぴったりだじゃれコーナーが終わったんです。

A :

そうそう、あれがまさに偶然の産物。すごく良かった瞬間。あー言うのが出ると楽しいですね。とても斬新でした。

中西 哲生さん

↑ インタビューは放送直後の『クロノス』スタジオ、中西さんの定位置で!


Q :

「瞬時に状況判断をしていく」という意味では、ラジオとサッカーは共通するんでしょうか?

A :

慌てたらミスするのも含めて一緒ですね。慌てないように慌てる必要があります。気持ちを落ち着かせるのはサッカーと一緒だし、いま選手を指導するときにそうした経験がとても役立っています。現役時代は何となくやっていたことが、いまは論理として選手に伝えられている感じかな。ラジオから学べることは多いですね。

Q :

放送中はどんなことを意識しているんですか?

A :

常に4つのタスクを意識しています。1つ目は時間をみること、2つ目は原稿を追うこと。3つ目はTwitterやメールを同時並行で見ること、ラジオならでは2ウェイを活かすために必要です。さらにもう一つ、何が入ってきても大丈夫なようにスペースを空けています。

Q :

だじゃれもそこに入ってくるものの一つということでしょうか?

A :

そうですね。今日の放送でも3回くらい入れました(笑)ただ、自分は元々、だじゃれを全く言うタイプの人間ではありませんでした。『クロノス』が始まって、39歳になって初めてだじゃれを言った感じです。

Q :

何かきっかけがあったんですか?

A :

最初はキレイに話すことばかり考えていたんです。でも段々、オシャレにやるよりも、自分のパーソナリティーを出した方が良いのかなと思うようになって。それに朝なのでみんなボーっとして聞いています。ものすごいベタなだじゃれを言って、「ハッ?」「なに言ってんの!?」みたいなのがあると目覚ましになって、朝のラジオには良いと思うんです。「まただじゃれ言ってるよ」とパーソナリティーに突っ込むような場面があった方がリスナーの方も親近感を持てたり、楽しく聞いてもらえるかなと思って、それで定期的に言うようになったんです。それでも今も全く言わない日も多いですよ。「1日1だじゃれ」なんて全く思っていないですし。

Q :

ムリしてないんですね?

A :

出そう、出そうなんて思ってないし、キレのあるだじゃれを出す必要もないですね。誰にでも分かる定番のギャグで滑るのが一番と思ってます。

Q :

我々も、だじゃれは「滑ってなんぼ」。ちょっとしたコミュニケーションのきっかけになれば良いかなと思ってやっています。

A :

「つかみはOK」的な感じですよね。それは僕も同感です。先日、「オヤジギャグとだじゃれは違う」という話をお聞きして、「相手を楽しませる」という精神が大事だなと。あれから自分の中で「オヤジギャグとの境界線は何か?」と考えるようになりましたね。それがないとただの自己満足になってしまうので、ラジオの向こう側にいる人を楽しませるつもりでやっています。一緒にやっている高橋万里恵さんも大変だと思うんですけど、ウケ流すのも上手だし、いつも助けてもらっています(笑)


Q :

笑いを取るにしても色々と方法はあったと思いますが、なぜだじゃれに行きついたんでしょうね?

A :

う~~ん。なんでですかね~(しばらく考えて)朝の放送だからやっぱり爽快感は必要だと思うんです。僕は元々スポーツの仕事をしているし、清涼感を持って伝えていかないといけない。ただ、それだけだと何か物足りないという感覚があったんですかね。例えばクスっと笑うでもいいし、「なに言ってんだよ!」って、ちょっと口角が上がる感じが大事なのかなと。ムリヤリ笑顔になって、強制的に前向きになるのではなく、自然な笑いが必要だと思ったからかも知れません。

Q :

協会では、だじゃれは「簡単で準備のいらない難易度の低いユーモア」とお伝えしています。

A :

準備がいらないけど、瞬発力は必要ですよね(笑)。僕の場合は全く前もって用意してないです。会話の流れの中で思い付いて、「これはいま言ってよいのかな?」と考えて、時間に余裕のある時にだけ言うようにしている。当たり前ですが、例えば何か災害のニュースがあった時には絶対言わないですね。

Q :

ゼロコンマ何秒の判断ですよね?

A :

ラジオでは中途半端なことを言えません。毎日3時間、言葉を発信し続けることで、瞬時に思い付いたことも「これは言ってよいのかな?」と考えてから口にするようになりました。ラジオからたくさんのことを学んでいます。

Q :

中西さんのだじゃれに対するリスナーの反応は?

A :

みんなツッコミまくっていますよ。今日もそうツイートされてました(笑)

Q :

どんなリアクションが嬉しいってありますか?

A :

余り気にしてないですね。「中西さん、また滑ってるよー」とか書かれると、逆にヨシ!って思います(笑)

Q :

サッカー解説者の松木安太郎さん、早野宏史さん。佐々木監督に手倉森監督・・・。結構、サッカー関係者ってだじゃれを言う人が多いのかなと感じているのですが。

A :

人前でしゃべる機会が多いからじゃないですかね。野球に比べてサッカーの監督って会見とか人前で話す機会が多いですよね。解説にしてもサッカーの話をしている中でだじゃれを入れると際立つからじゃないでしょうか。僕はサッカー解説の中では言わないですね。『サンデーモーニング』では絶対に言わないです。

Q :

試しに一回、サンデーモーニングでも挟んでーみたらどうですか?(笑)

A :

いやー、無理ですね~。あの空気感じゃ言えないですよ。それは絶対、無理(笑)

Q :

私は「中西さん=クールでシャープ、切れ味鋭い語り口調」というイメージがあったので、中西さんがだじゃれを言うと聞いて最初はビックリでした。

A :

『サンデーモーニング』の僕しか知らない人はそうでしょうね。結構、実際に会ってみると「中西さんってこんな感じなんですね」と言われることが多いです。「こんな感じってどんな感じ?」と思いますが(笑)『クロノス』を通して、自分のパーソナリティーを感じてもらえるのは嬉しいですね。まぁ、だじゃれを言うことに関しては、若干、ストレスを感じているところもありますけど(笑)

Q :

最後に中西さんにとって、“だじゃれ”とは?

A :

う~ん、サッカーボールみたいなものですかね。つまりうまく扱えない(笑)。僕は基本的に守りの選手なので、ボール扱いはそんなに上手くないんです。

Q :

これからも放送を楽しみにしています。本日はありがとうございました!

<あとがき>

相手を楽しませる気持ちを大事にして、滑ることを恐れない中西さん。まさに「愛と勇気(言う気)と遊び心」に溢れていて、協会の考える「だじゃらーマインド」の王道を歩まれている感じがしました。ラジオ放送をきっかけにだじゃれデビューされたとおっしゃる中西哲生さん。クールでシャープな印象のあった中西さんですが、だじゃれ談義を通して、とっても仲良しになれた感じがしました!

中西 哲生さん


インタビュー&レポート by 鈴木ひでちか

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